8月に入り暑い日が続きますね。我が家も夏休みに入り、子どもの荷物がリビングにあふれ、片付ける前にまた散らかるのループ。子ども部屋に片付ける前に、溢れてしまう。これって戸建てでも、悩ましい問題ですよね。今回は、子供部屋についてベストな場所ってどこか、考えてみましょう!
皆さんは「子供部屋」と聞くと、1階と2階のどちらにあるイメージを浮かべますか?
実は弊社では、2階建てのお家を建てる場合でも「基本、子供部屋は1階」という間取りをご提案しています。
「えっ、子供部屋って2階にあるのが普通じゃないの?」と不安に思われる方も少なくありません。では、子供部屋を1階につくるには、どのような間取りがよいのか?またメリットをご紹介します♪

1.子供部屋を「専用部屋」にしない
2.2階ではなく「1階LDK隣接のマルチマルーム」にする
3.無駄なスペースを省き「建築コスト・将来のリフォーム代」をカット

1.子供部屋を「専用部屋」にしない

「子ども部屋」として部屋を作ってしまうと、幼少期や子どもが独立した後は全く使われない「開かずの間」になりがちです。子どもが自室をしっかり使う期間は、実はたったの約8年前後。使わないスペースに数百万円のお金をかけるのは、とてももったいないですよね。

だからこそ「子ども専用部屋」と銘打たず、

  • 幼少期: プレイルームや客間
  • 学齢期: 子ども部屋
  • 独立後: 収納・趣味部屋・老後の親の寝室

ライフステージに合わせて役割を変えられる空間づくりがおすすめです。固定観念をなくすことで、30年、50年先まで「使わない無駄なスペース」が家の中に一切発生しなくなります。

2.2階ではなく「1階LDK隣接のマルチマルーム」にする

子供が片付けを面倒くさがる最大の理由は「動線が長いこと(階段の上り下り)」です。
2階ではなく、リビングの隣にマルチスペースとして子供部屋があれば、リビングに散らかる荷物やおもちゃもスッと片付けやすく、子どもにとっても「自分でお片付けしやすい」動線になります。子どもも自分の荷物を片付けやすくなります。さらに、目の離せない幼少期でも、呼ばれる度に行くこともなく、親が料理や洗濯などの家事をしながら安心して見守ることができるため、育児の負担が大きく軽減されます。

また成長しても、1階のLDK隣に部屋があれば、学校から帰ってきてすぐにカバンや上着を自分の部屋に収納できます。動線が短いため「自分の荷物は自分で片付ける」という習慣が自然と身につき、子どもの自立を促します。
親にとってもメリットは絶大です。

  • 料理や洗濯をしながら、安全に子供を見守ることができる
  • 「遊んで〜」「見て〜」と呼ばれても、家事を中断して2階まで往復する必要がない
  • リビングにおもちゃが散乱せず、毎日の掃除ストレスが激減する

3.無駄なスペースを省き「建築コスト・将来のリフォーム代」をカット

家を建てる際、部屋数を増やしたり廊下を長く作ったりすると、それだけ坪数が増えて建築コストが跳ね上がります。1階リビングの隣にマルチルームを設け、廊下を省いた設計なら、廊下や2階に上る階段スペースがカット!坪数を最小限に抑えられ、居住スペースを広げられます。また平屋や半平屋なら、2階のトイレや無駄な部屋数を削減でき、効率的な動線がつくれます。
結果として、家全体の建築コストを大幅に抑えることができます。さらに、将来老後を迎えた際、「2階に上がれなくなったから2階を減築したり、1階に部屋を増築する・リフォームする」といった出費も抑えられます。

いかがでしたか?
ただ、メリットばかりではありません。1階に部屋があると、年頃になった時に「プライバシーが保てないのでは?」とご心配される方もいらっしゃいます。これにはリビングから直接丸見えにならないような、引き戸やロールスクリーン等、音や視線を遮る設計を取り入れることもオススメです!
ただ、プライバシーを重視しすぎて、個室に閉じこもってしまう環境より、家族みんな気配を感じながら適度な距離感で過ごせる環境こそが、健全なコミュニケーションをはぐくむと思うので、【成長に寄り添って変化する家】が親子にとっての理想の子ども部屋になるのではないでしょうか。

  • 子供部屋は2階にあるのが普通
  • 家族の人数分の個室が必要

こうした「思い込み」を一度手放してみると、毎日の家事・育児が驚くほどラクになり、建築費用の無駄も削減できる理想の間取りが見えてきます。「成長に寄り添った子供部屋を考えたい!」という方は、ぜひお気軽にご相談くださいね!

今までの常識を覆す家づくり