皆さま、新年あけましておめでとうございます。
2026年も始まって、1週間過ぎました。寒さも今年の目標は何でしょうか?
念願のマイホームを建てたい!と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
家づくりで、最初って何をすればいいか?場所?理想の家?実はまず、最初にすべき事は「資金計画」です。
住みたい地域、土地の広さ、家の広さ、家の仕様等、予算を決めず取り掛かると、どんどん上がっていってしまう事も!資金計画をすることで、土地や建築予算、銀行から借りる額が明確になり、家づくりのスケジュールが初めて立てられるのです。

1.借入額の決め方
2.家づくりの予算を割り出す
3.住宅ローンと金利

1.借入額の決め方

借入額は、毎月の返済額と期間を何年にするか?金利がいくらかを考えます。返済額は、手取り金額の1/4程度が理想で、1/3程を上限としていましたが、現在は、建築価格が高騰し不可能になってきています。仮に給料が月30万円の場合、手取りがざっと24万円、ゆえに返済額は理想が6万円で上限が8万円、そこから金利1%、返済期間35年で逆算すると 借入額は2835万円が上限になります。それに、自己資金を合わせた額が以前の『家づくりの総予算』でしたが、建築費高騰により、以前より1000万円程予算が上がっています。
その分借入額を増やすと、返済負担が3万円ほど高くなります。あるいは返済期間を40年にすると2万円ほどの負担増なのですが、手取り金額が変わらないまま負担だけが上がり、生活が苦しくなります。収入合算をする事も多いですが、働き続けることが前提だと、女性は妊娠出産、育児などフルで働けなくなるリスクも想定しないといけません。あるいは夫婦どちらかが怪我や病気によって収入が減るというリスクも、以前よりシビアに考えておく必要があります。

2.家づくりの予算を割り出す

仮に返済額が9万円だとしたら、借入額は3500万円になります。そこから土地・家・外構以外に250万円が必要だとしたら、残りの3250万円を土地・家・外構にそれぞれ振り分ける。そして、建てたい家が平屋だとしたら、土地の広さが55〜60坪必要なのでまず外構に100万円の予算を取る。残りの3150万円を土地と家に振り分ける。住みたい地域が決まっていて55〜60坪の土地を買うとしたら最低でも750万円は必要だとする。であれば、3150万円から750万円を差し引いた2400万円で出来る平屋の家を考える。といった感じですね。この方法で進めれば建てた後、生活が苦しくなる可能性は限りなくゼロに近づくと思います。古来の家づくりの様に、土地探し、家や外構を先に設計してしまうと、どんどん自分の予算が見えないまま、かさんでいくので、まずは、無理のない資金を洗い出して、各場所の予算を洗い出しましょう。

3.住宅ローンと金利

仮に数百万円単位で銀行預金があるとか、親からの贈与がある場合、それを頭金として入れ借入れを減らした方がいいのか?この答えはその資金をどのように運用するつもりなのかによって 180度違ってきます。今後の10年固定の金利は おそらく最低でも1%それに対し10年の定期預金金利はわずか0.3%(しかも、金利の20%は税金が引かれる)預金するぐらいなら頭金を入れて借入額を減らした方がいいと感じていただいたのではないでしょうか。
一方で、このまとまったお金を預金ではなく、投資に回すとしたら話は変わってきます。仮に今後物価が年率で2%ずつコンスタントに上がり続けていくとして、ローンが終わる頃には物価が2倍になってしまうとしても、持っているお金の価値が2倍以上になっているとしたらそのリスクを十分ヘッジ出来るのではないでしょうか。ゆえ、これから家を建てる方は、こういったまとまった資金がある場合、預金や頭金を入れるという選択ではなく、不確実なリスクもありますが、積立投資に回すという選択も主流になりつつあります。

いかがでしたか?家づくりを考える場合、資金計画を最初にする事で、自分の無理のないマイホーム計画が初めて立てられます。借入の理想は、少しばかりまとまった資金を入れて、その後も数万円の積み立てを毎月上乗せしていく。まとまった資金を入れるのが、気持ち的に抵抗があるのなら、増える額は少なくなってしまいますが、この資金を分割して毎月コツコツと積み立てしていく事が、これから家づくりをされる方にオススメです。自分に合った理想の家づくりの参考にしてみて下さいね。

今までの常識を覆す家づくり