お盆も過ぎましたが、猛暑日がまだまだ続きますね。
建物の中でも熱中症のリスクがあります。室内温度を調節し、水分補給をしっかりして、十分に気を付けていきましょう。さて家づくりでは、室温にも関連してくる、家の方角も気になりますよね。
採光の為、日中の日当たりが良い南向きの土地を選びたい!という方は多いでしょうが、建て方により、どの方角の土地でも住みやすい家となるのです。今回は、方角に左右されない家づくりのポイントをご紹介します。

1. 「中庭」または「吹き抜け」を取り入れる
2. 「平屋」を選択する
3. 階段・水廻りの配置を工夫する

1.「中庭」または「吹き抜け」を取り入れる

例えば南側に2階建ての家が建っていても、リビングから5〜6m距離を開けると、1年中直射光が確保出来ます。ですが、南向きの部屋からは、隣接する家の勝手口や換気扇、室外機・給湯器など、景観が悪くなります。土地の余白が増えれば、外構工事のコストも高くなります。なので、採光と景観を良くするには「中庭」がオススメなんです。
「中庭」をつくれば、南に限らず東や北に建つ家からも、採光を確保する窓まで充分な距離が確保出来ると同時に、その窓にカーテンを設置する必要がありません。「中庭」に面する窓の向こうに広がる景色は、人目が気にならない自分の家の室内ばかりだからです。
外向きには、大きな窓をつくる必要がなくなるので、外壁がプライバシーと防犯を確保して、目隠しや塀にかかる無駄な外構費もカットしてくれるのです。
また、狭小地で中庭をつくる余裕がない場合は、リビングに吹き抜けをつくるという手段があります。 1階に充分な光が差し込まないのであれば、より高い位置から光を取り込めばいいからです。

2. 「平屋」を選択する

もし、隣接する家から、充分な距離が開けられるゆとりがあるなら、「平屋」をおすすめしています。
南側に余白を取り、その分の部屋を2階に持ち上げると、洗濯など家事動線が大変になったり、温度差が生まれやすくて、暮らしにくさを感じたり、燐家に窓が面して、プライバシーと防犯面が心配な上、外構工事費用が高くなる。実は、これは一般的な2階建ての家でも抱える様々な問題です。
平屋なら、フラットで家事動線も確保し、家中の温度差も生じにくく暮らしやすくなります。採光や、プライバシー・防犯面の問題は、燐家との余白を、「中庭」として家の内側に庭をつくることで、解決できるのです。

3. 水廻りの配置を工夫する

階段や水回り至っては、思い切って南に配置すると良かったりします。階段は吹き抜けとなっているため階段を南につくれば、自然と光をたっぷりと取り込めます。水回りは南に配置すれば、窓や換気扇などを全て家の裏に隠すことが出来ます。中庭がある場合などは、中庭から光を入れれば採光問題もあっさり解決しつつ、洗濯動線までも抜群に便利になり、メリットも多いのです。

いかがでしたか。その土地に合わせた設計にすることで、方角に左右されない家づくりができるのです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

今までの常識を覆す家づくり
SIMPLE is not simple