9月も折返しを過ぎ、『暑さ寒さも彼岸まで』と言われる秋分の日も近づいてきましたが、今年は10月まで残暑が厳しいようです。お墓参りや、外出時も水分補給や暑さ対策をしてお出かけしたいですね。
帰省すると、田舎の家は50坪だったり大きなお家も多いですが、現代は30~40坪が一般的。大きい家は開放感もあるけど、価格も高くなります。今日は狭小住宅でも、開放感ある空間をデザインするポイントをお話したいと思います。

1.可能な限り凹凸をなくす
2.視線の抜けをつくる
3.白を基調した内装にする
1.可能な限り凹凸をなくす
開放感を感じたい場所はどこでしょう?人数が多くなると、窮屈感が出てしまうので、家族が集まる場所リビングダイニングキッチン(以下LDK)ではないでしょうか。窓枠、ドア枠、巾木、スイッチ(コンセント)といった部材や、カーテンやカーテンレールは、照明器具、インテリア家具などを置いた時ゴチャゴチャとして、空間を狭く感じさせたり疲れを感じさせる原因になります。
シンプルノートでは、スイッチも床から高さ100cmと一般の120cmより低めにしています。

その空間に存在する突起物を可能な限り少なくすると、視覚情報量を減らしてノイズレスになり、結果開放感が生まれ、家具や雑貨などのオシャレアイテムがよりいっそう引き立ちます。
2.視線の抜けをつくる
インスタなどでよく紹介されている家具の高さを低めで統一するのもこのため。弊社では、視線の抜けをつくるためにまずカーテンがいらない家にしています。カーテンがあるとそこで視線が止まってしまい全く抜け感が感じられないからです。
そして、それと同時にしていることが、天井・ドア・窓の高さを統一するということです。ドア上に出来る垂れ壁がなくなれば、部屋が続く限り視線が抜けていきます。
開放感を求めて天井を高くすることは必要なく、カーテンがない窓の上に出来る垂れ壁がなくなれば、空にまで視線が抜けて、開放感が生まれます。

3.白を基調した内装にする
壁の色や天井の色、そしてドアの色を白で統一すれば、光の拡散効果が最も期待出来るからです。
イメージ的には外から入ってくる直射光や天空光を白の反射効果で拡散することによって、ムラなく家全体を明るくするという感じです。かつ、ドアと壁を同じ白で統一すれば、ドアと壁がまるで一体かのように馴染み、より直線的なラインを出してくれます。

いかがでしたか?この3つのポイントを全て取り入れれば、コストをかけて天井を高くしなくても、過剰にLDKを広くし過ぎなくても、適切な明るさと充分な開放感が感じられると同時に、心が落ち着く空間を得ることが出来ると思います。
実は、多くの方が「35坪ぐらいの家にしたい」というご相談から始まり、話をするにつれて25坪前後という広さに落ち着くのです。その理由は次回、コストを抑えながら、カッコ良くて最高な住み心地の住宅ついてお話します。
今までの常識を覆す家づくり
SIMPLE is not simple