窓が担う3つの役割

①光を家の中に届けること
②風が通る家にすること
③外との一体感を出すこと

実際に建っている家を見渡してみると、およそ90%以上の家が、この3つ全て実現できていないのではないでしょうか。
↓一般的な家
 南側に大きく開口を設けています。



理由は、カーテンありきの設計になっているからです。
つまり、カーテンによって光や風はもちろん、外とのつながりもシャットアウトされてしまっているからです。

この3つを全て実現するためには、カーテンありきで窓を考えないようにしなければいけません。
カーテンありきで窓を考えてしまうと、意外にもデメリットが多いことに気づきます。

カーテンありきで窓を考えてしまうことのデメリット

どれだけ沢山窓をつくったとしても、それに比例して家が明るくならないです。その上に窓が増えたことによって窓にかかるコストが増えます。他にも、カーテンやシャッターにかかるコストも増え、窓掃除の手間もかかります。また、家の壁が減ってしまう分、耐震性も悪く、家具のレイアウトもしにくくなり、収納も作りにくくなります。そして、窓が増えると、戸締りの心配や防犯面の強化もしなければなりません。窓サッシ等凹凸がある分、外壁の汚れも目立ちやすくなります。

よって、弊社では、カーテンありきの窓をつくらないようにしています。
つまり、窓を減らす設計をしています。正面に大きな窓をつくらず、中庭に窓を設けることで採光や防犯面も安心でき、さらに窓があると必要になるカーテンやシャッター等も不要になります。そうなると外構費も不要となりコストが抑えられることにもつながります。

↓シンプルノートの家
大きな窓がない為、防犯面も安心!そしておしゃれな外観なので、外構も不要。

中庭があることでお部屋に十分な光が得られます。
お部屋が明るいだけでなく、高熱費も安くなります。

まとめ

窓を沢山作れば家が「明るくなるわけではない!」「風通しが良くなるわけでもない!」「開放感が得られるわけでもない!」です。この3つの事実は思っていた事実とは真逆だったと驚いたのではないでしょうか?窓を極力抑えた合理的な家の考え方もある、ということも知って頂けたらと思います。

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