家を建てると、これまで不要だったランニングコストやメンテナンス費用、老後資金の積み立ても必要になってきます。だからこそ、家賃より高い住宅ローンを組むのはおすすめしません。

予算を抑えようとすると、家のコストだけでなく、土地の予算も見直すことがポイントになります。
土地を選ぶ際、誰もが「一生のものだから」と高いお金を出して、日当たりや立地、形が良い土地を選びがちです。だけど、いざ住んでみると、予想以上に「ちょっと…」と感じることが…

ポイント

1.土地の価格を抑える一番シンプルな方法
2.安い土地を選ぶ際の注意点
3.おすすめの土地探しの方法
4.まとめ

土地の価格を抑える一番シンプルな方法

結論から言うと、「高い土地を買わない」ことです!

例えば、日当たりが良い南向きの土地に大きな窓を作ると、外から家の中が丸見えになってしまうことがあります。これを防ぐためにカーテンを閉めっぱなしにすると、家の中が暗くなってしまい、窓を開けることもなくなり、風通しが悪くなってしまいます。
さらに、防犯やプライバシーを守るためにカーテンやシャッター、植栽などの追加費用がかさみ、結果的に「良い土地」にお金をかけたはずなのに、暮らしにくくなってしまうことも。

つまり、高いお金を出して手に入れた「いい土地」でも、実際に住んでみると暮らしにくくなる可能性もあります。

どんな土地でも設計次第で明るさや解放感は作れます。

日当たりや形にこだわらず、価格の安い土地を選ぶ方がコスパはよくなります。
例えば、 同じ分譲地でも南道路より2〜3万円坪が安い土地 を選んだり、
分譲地より 価格が安い土地を探してみる のもおすすめです!!

安い土地を選ぶ際の注意点

農地は宅地に比べて安いですが、以下の追加費用が発生する可能性があります。
1.土地が低い為、土を入れ替える費用がかかる
2.境界のコンクリート基礎をすべての方向に設置しないといけない
3.水道を遠くから引き込む必要がある

境界ブロックがある土地でも追加費用が発生する可能性があります。
1.ブロックが傾いている場合は作り変えが必要になる
2.前面道路に側溝がないと、排水先を確保する費用がかかる

など見落としがちなコストも含まれてきます。

おすすめの土地探しの方法

こういったポイントチェックしながら土地を探すのは大変なので、住宅会社と一緒に土地探しをするのがおすすめです!なぜなら、住宅会社ならその土地にどんな家が建てらるのか把握でき、設計前に追加でかかる費用を確認できるので、まずは、資金計画をして予算を明確にし、その範囲内で土地を探すことが重要です。
気になる土地があれば、事前にプランを考えてもらうことで、理想の家が建てられるか、追加費用が発生するか、土地価格の交渉ポイントが分かり、失敗しない土地選びができます◎

まとめ

高いお金を払って手に入れた「いい土地」でも、実際に住んでみると予想外の不便さが出てくることがあります。だからこそ、良いとされている土地がいいとは限らないです。
良くないと思われている土地でも設計次第で理想の家は作れます!!
土地の価格だけにとらわれず、設計の工夫で快適な暮らしができるか、無駄なコストがかからないか、将来的な維持費はどうかといった視点を持ち、土地を購入していただければと思います。

弊社でも土地からお手伝い可能です

家づくりを前提にした土地探しなら、建築費用や暮らしやすさも考えながら最適な土地を見つけていきます。「どんな土地を選べばいいのかわからない」「予算内で理想の家を建てたい」という方は、
お気軽にご相談くださいね!

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